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26歳、大手商社勤務のOL。プロフィール写真は全て決め顔で、笑顔の写真が一枚もない。黒髪ストレートに切れ長の目、クールビューティーという言葉がぴったりの美人だった。
自己紹介文も素っ気なく「仕事が忙しいので、真剣な出会いのみ希望。遊び目的の方はスルーします」と、最初から壁を作っている感じ。
趣味欄も「読書」「ヨガ」「美術館巡り」と、一人で完結するものばかり。明らかに警戒心が強いタイプだが、こういう女性ほど落とした時の達成感は格別だ。
最初から警戒心MAXのメッセージ
マッチしてからのやり取りも、他の女性とは明らかに温度差があった。
女「そうですね。なので返信遅くなることもありますが」
男「全然大丈夫ですよ。仕事優先で。どんなお仕事されてるんですか?」
女「詳しくは言えませんが、海外との取引関係です」
男「かっこいいですね。英語とかペラペラなんですか?」
女「仕事で使う程度には」
※素っ気ない返事だが、これくらいでめげてはいけない。
男「謙遜されてますね。ところで、お休みの日は何されてるんですか?」
女「プロフィールに書いてある通りです」
男「ヨガとか健康的でいいですね。僕も最近運動不足で」
女「そうですか」
※会話が続かない。でも、返信してくるということは、完全に興味がないわけではないはず。
男「あの、もしよかったら今度お茶でもしませんか?」
女「いきなりですね」
男「すみません、でも〇〇さんともっとお話ししてみたくて」
女「私、ガード固いんで。すぐには会いません」
男「もちろん、〇〇さんのペースで大丈夫です」
女「…少し考えさせてください」
※3日後、意外にも向こうから連絡が来た。
女「この前の件ですが、昼間のカフェなら」
男「本当ですか!ありがとうございます。〇〇さんの都合のいい日で」
女「来週の日曜日、14時から1時間程度なら」
男「完璧です。場所はどこがいいですか?」
女「某駅周辺で。人が多いところがいいので」
1回目のデート、予想通りの鉄壁ガード
当日、待ち合わせ場所に現れた彼女は、写真以上の美人だった。紺のワンピースに白のカーディガン、仕事ができる女性という雰囲気を纏っていた。
ただ、表情は硬く、明らかに警戒している様子。握手をしようとしたが、軽く会釈されただけだった。
女「1時間って約束なので」
男「はい、もちろん。じゃあ、あそこのカフェでも」
女「はい」
※カフェでも最初は会話が弾まなかった。
男「普段からこの辺りには来られるんですか?」
女「たまに」
男「僕もよく来るんです。美味しい店とか詳しいので、今度…」
女「私、基本的に一人行動が好きなので」
※完全に壁を作っている。でも、ここで諦めたら負けだ。
男「一人の時間も大切ですよね。僕も読書とか好きなんです」
女「…どんな本を?」
男「最近はビジネス書が多いですけど、小説も読みますよ」
女「どんな作家が好きですか?」
※やっと食いついてきた。共通の話題を見つけることが重要だ。
男「東野圭吾とか、宮部みゆきとか。〇〇さんは?」
女「私も東野圭吾好きです。『容疑者Xの献身』とか」
男「あれは名作ですよね。映画も良かった」
女「映画は…原作の方が好きです」
男「確かに、原作の方が心理描写が深いですよね」
女「…そう思ってくれる人、少ないんです」
※少しだけ表情が柔らかくなった。でも、まだ警戒は解けていない。
男「〇〇さんって、いつも一人で行動してるんですか?」
女「基本的にそうです。私、ガード固いんで」
男「どうしてそんなにガード固いんですか?」
女「過去に色々あって。男性不信というか」
男「そうなんですね。でも、今日会ってくれたということは?」
女「…なんとなく、真面目そうだったから」
※1時間きっかりで店を出た。でも、別れ際に次回の約束を取り付けることができた。
男「今日は楽しかったです。また会ってもらえますか?」
女「…今度は夜でもいいです。でも、お酒は少しだけ」
男「もちろんです。〇〇さんのペースで」
2回目のデート、徐々に見えてきた素顔
2回目は夜のデート。今度は白のブラウスに黒のタイトスカート、より大人っぽい雰囲気だった。
予約していたのは落ち着いた雰囲気のダイニングバー。今回は最初から少し打ち解けた様子だった。
女「…お世辞はいいです」
男「本心ですよ。その服装も似合ってる」
女「ありがとうございます」
※少し照れている様子。ツンデレの「デレ」が見え始めた。
男「仕事帰りですか?」
女「はい、今日は定時で上がれたので」
男「商社って激務のイメージですけど」
女「部署によりますね。私のところは…まあ、忙しいです」
男「ストレスとか溜まりません?」
女「溜まりますよ。だからヨガとか始めたんです」
※お酒が入ると、少しずつ素の部分が見えてきた。
男「〇〇さんって、仕事できそうですもんね」
女「そんなことないです。上司からは可愛げがないって言われます」
男「可愛げがない?そんなことないと思うけど」
女「仕事中は特に。愛想笑いとか苦手で」
男「無理に笑う必要ないと思いますよ」
女「でも、女性はそういうの求められるじゃないですか」
※仕事での苦労が垣間見えた。ここは共感を示す。
男「確かに、理不尽ですよね。実力で評価されるべきなのに」
女「…そう言ってくれる人、初めてかも」
男「〇〇さんは〇〇さんのままでいいと思います」
女「綺麗事じゃなくて?」
男「綺麗事じゃないです。素の〇〇さんが魅力的だから」
女「素の私なんて…」
※ここで核心を突く質問をした。
男「さっき男性不信って言ってましたけど、何があったんですか?」
女「…元カレが、二股かけてて」
男「それは辛かったですね」
女「しかも相手は同じ会社の後輩。私がガード固いから、癒しを求めたって」
男「最低ですね、その男」
女「だから私、もう簡単には信じないって決めたんです」
※ここが勝負どころだと感じた。彼女の心の壁を崩す一言を。
男「〇〇さん、ガード固いんじゃないよ」
女「え?」
男「ただ、傷つくのが怖いだけでしょ?」
女「…」
男「本当は、誰かに甘えたいんじゃない?」
女「そんなこと…」
※図星だったのか、目を逸らした。でも、否定はしない。
男「いいんだよ、たまには甘えても。強がらなくても」
女「私、強がってますか?」
男「うん、すごく。でも、そういうところも含めて可愛いと思う」
女「可愛いって…私、26歳ですよ」
男「年齢なんて関係ない。〇〇さんは〇〇さんだから」
※この言葉が効いたのか、急に目に涙が溜まっていた。
女「なんで…なんでそんなこと言うんですか」
男「思ったことを言っただけ」
女「ずるい…」
鉄壁ガードが崩れた瞬間
店を出る頃には、彼女は完全に別人のようだった。腕を組んできて、甘えるような仕草を見せる。
男「え?」
女「だめ…ですか?」
※さっきまでの鉄壁ガードが嘘のよう。でも、ここは慎重に。
男「いいの?後悔しない?」
女「…分からない。でも、今は一緒にいたい」
男「じゃあ、もう少しだけ」
※近くのホテルに向かいながら、彼女がポツリと言った。
女「私、こんなの初めて」
男「何が?」
女「自分から…男の人に甘えるの」
男「それだけ心を開いてくれたってこと?」
女「…うん」
※ホテルに入ると、また少し不安そうな顔をした。
女「私のこと、軽い女だと思わない?」
男「思わない。むしろ、今まで頑張りすぎてたんだよ」
女「頑張りすぎ…かな」
男「うん。もっと素直になっていいんだよ」
女「素直…」
※そして、彼女から抱きついてきた。
ツンデレの本当の魅力を知った夜
部屋に入ってからの彼女は、今までの冷たい態度が嘘のように甘えん坊だった。
「本当はずっと、こうやって甘えたかった」と呟きながら、子供のように抱きついてくる。26歳の大人の女性が見せる、無防備な姿にドキドキした。
ベッドでも、最初は恥ずかしがっていたが、一度スイッチが入ると情熱的だった。普段抑圧している分、解放された時の振り幅が大きいのだろう。
朝まで何度も求め合い、朝になると急に恥ずかしがって「昨日のことは…」と言いかけたが、「昨日の〇〇さん、すごく可愛かったよ」と伝えると、真っ赤になって布団に潜ってしまった。
「私、本当はこんなんじゃないのに」と言いながらも、手は離さない。このギャップこそが、ツンデレの最大の魅力だと実感した。
別れ際、「また…会ってくれる?」と不安そうに聞く彼女に、「もちろん。今度はもっと甘えていいよ」と答えると、小さく頷いた。
ガードが固い女性ほど、一度心を開くと深い関係になれる。彼女の心の壁を崩せた「傷つくのが怖いだけでしょ?」という一言は、今でも使える最強の殺し文句だと思っている。